サッカーのハンドのルール | 範囲はどこからで肩は?故意はレッドカードで退場?

サッカーのハンドのルールについて説明します。

ハンドとは、正式にはハンドリングと言い、英語にするとHand=手という意味ではなく、Handling=手で扱うという意味です。
自動車のハンドルと同じ意味です。

ハンドのルールの範囲は、手や腕にボールが当たると反則を取られます。
肩は反則を取られません。
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ハンドの基準

手や腕にボールが当たるとハンドの反則を取られると言いましたが、そうでない場合もあります。

基準としては、主に3つあります。

1.故意かどうか
2.手や腕の位置
3.相手選手との距離

1.ボールが進んでいる方向へ、手や腕を動かしてボールに当たった場合はハンドを取られます。

2.手や腕を身体(腰や太もも等)にくっつけた状態であれば、手や腕にボールが当たってもハンドを取られません。

手や腕が身体から離れた状態でボールに当たると、ハンドの反則を取られる場合が多いです。

フリーキックの時に、壁の役割をするディフェンダーが、身体に手や腕をつけているのは、ハンドを取られたくないからです。
サッカーのフリーキックの壁

3.至近距離でボールを蹴られた場合など、予測できない場合は、手や腕に当たってもハンドを取られない場合があります。

ゴールキーパー

ゴールキーパーはペナルティエリア内であれば手を使ってもハンドの反則を取られません。
しかし、ペナルティエリア外では、他の選手と同じようにハンドの反則を取られます。

試合再開の方法

ハンドの反則がペナルティエリア外の場合は、相手の直接フリーキックで再開します。
ペナルティエリア内の場合は相手のPK(ペナルティキック)で再開します。

ハンドでレッドカード退場となる場合

ボールがゴールに入ることを、手や腕で故意に止めた場合は、レッドカードで退場となります。

ゴールキーパーがペナルティエリア外で、相手チームのシュートを手や腕で故意に止めた場合も退場となります。

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