ハーデンのステップバッグがトラベリングにならない理由
ハーデンのステップバッグがなぜトラベリングにならないのか、
3歩あるいてるようにも見えます。
これは国際ルールから見るとわかりやすいです。
なぜなら、国際ルールでは2017年までの場合、このステップはトラベリングになる可能性が高かったからです。
しかし、2018年4月からルール改正がされてトラベリングにならなくなったからです。
このルール改正は、0ステップというルールです。
0ステップというのは、ドルブルやパスのボールをキャッチしたときに同時に着いた足は1歩目と数えないというルールです。
つまり、それは0歩のため0ステップと言います。
その足で蹴って、もう2歩足を着いてもトラベリングにならないというルールです。
ハーデンのステップバッグは、この0ステップでプレイしています。
これをコマ画像で見てみます。
1~4枚目まではドリブルをしている段階です。
ここまではドリブルをしている段階です。
次の下の画像のときにボールを持つと同時に左足を着いています。
この左足は1歩目にはなりません。
まだ0歩目です。
上の画像で、左足で蹴ってステップバックをします。
右足を着き、1歩目です。
左足を着き、2歩目です。
そしてシュート。
このプレイを動画を見たい場合は、下のリンクをクリックしてください。
国際ルールでは、この0ステップが去年から可能になりましたが、NBAではもっと前からです。
いつからかは知りません。
ちなみに、2018年のウインターカップで得点王になった富永選手は、この0ステップを上手く使っています。
1:08から2回連続で得点しています。
この0ステップというのがよくわからなかったのですが、これを見てわかりました。
それで、ハーデンのステップバックもトラベリングにならない理由がわかりました。
勉強になりました。