プロ野球のFAの交渉期間と宣言期限

FA宣言の期限

日本シリーズが終わった翌日からの７日間（土日祝を除く）にコミッショナーへ申請する必要があります。
その翌日にFA宣言選手の公示が行われ、国内外全ての球団と交渉が可能になります。

２０１８年の場合は、１１月３日（土）に日本シリーズが終了したので、翌週の１１月５日（月）〜１３日（火）までがFA宣言期間で、１４日の公示となります。

海外FAの場合、交渉期間に特に制限はありません。

国内FAの場合も交渉期間はいつまででも良いのですが制約があります。

球団は１１月３０日までに契約保留選手の名簿をNPBに提出する必要があり、
FA宣言した選手が他球団と契約していない場合も、この名簿に載せる必要がありますので、できればそれまでに契約をした方が良いですが、これ以降に契約しても問題はありません。

ただし、１月１０日を過ぎると球団は、前年度の年俸の２５％を日割り計算で支払うか、自由契約にする必要があります。
どちらにせよ選手にはメリットはないため、この日時までに決めることがほとんどと思います。

例えば、２０１８年にFA宣言した丸選手や浅村選手の場合、球団が自由契約にすることは考えられませんし、次年度にはもっと高額の契約ができるので前年の２５％しかもらえないのは損と言えると思います。