DRSとは上の画像のようにリアウイングを開くシステムのことで、これにより空気抵抗を減らしスピードを加速させ追い抜きをしやすくします。
下の動画では、8・5・4・2位でDRS(リアウイング)が開いています。
2位が一番わかりやすいDRSでオーバーテイクしたシーンです。
DRSの使用できる場所とタイミング
DRSをいつでもどこでも使用できるわけではありません。
例えば、鈴鹿サーキットの場合は、右端の18と1の間の緑の点線のゾーンでのみDRSを使用できます。
フリー走行や予選中の場合、このDRSゾーンであれば自由に使用できます。
決勝のレースの場合、DRSを使用できるタイミングがあります。
DRSゾーンの少し前にある計測区間(図のDRS DETECTION)で、前のマシンから1秒圏内のときに使用できます。
レース開始の最初の2周とセーフティカー開けの再スタートの後の2周では使用できません。
バーチャルセーフティカー開けの場合は、スタート直後から使用できます。
また、悪天候の場合やDRSゾーンでイエローフラッグが振られている場合、使用できないことがあります。
F1の視聴方法はこちら