スラムダンク・長谷川「三井にボックスワンでつかせてくれ」意味わからねぇ。
湘北vs翔陽の後半残り10分を切り46-40と翔陽リードのところで、
翔陽の長谷川が藤真に対して「三井にボックスワンでつかせてくれ」と言った場面がありました。
でも、この場面まで長谷川はマンツーマンで三井を30分間で5点に抑えてた上に、三井はバテバテだったので、ここでボックスワンをする必要はなかったと思います。
しかも、翔陽に流れも良く、ここでディフェンスを変えると流れを変える可能性もありました。
でも、長谷川がなぜここまで三井へのボックスワンにこだわったかですが、中学時代や三井がグレてたときの回想シーンもあるように、三井に対してただならね感情があったからなのでしょう。
たぶんマンツーマンで抑えるだけでは気が済まない、ボックスワンで徹底的に抑えなければならないぐらいの感情があったのでしょう。
それにしても「三井寿、今度こそぶっ潰してやる。」「お前は俺に勝てない。」と、ここまでの感情を持ったのかはよくわかりません。
でも、この長谷川の感情が
翔陽にとっては仇となった
と思います。
これが三井を刺激し、三井寿の感情を呼び起こしてしまったようです。
三井「俺の気持ちが醒めないうちにな。」
三井の怒涛の3P攻勢が始まったわけです。
翔陽の戦術
ところで、翔陽はなぜボックスワンの戦術を取ったのでしょうか。
ボックスワンというディフェンスは、本来特殊なディフェンスで、全国大会でも10試合に1試合あるかどうかという感じです。
(実際に数えてないですけど、それぐらい珍しいディフェンス)
次の試合の相手に合いそうな時に数日練習する程度です。
しかも長谷川から藤真が言われたときの反応からしても、練習をしていなかったように思います。
練習もしていない上に、する必要のないボックスワンをするというのは普通考えられないです。
しかし、これも翔陽に監督がいなかったからなのでしょう。
普通、選手から監督にこのディフェンスをしたいと言うことはないです。
でも、選手同士・友達同士だから、この提案を受け入れたのだと思います。
でも、これも翔陽が負けた理由の一つのように思います。