スラムダンクで翔陽の藤真が最初から試合に出ていたら湘北に勝てたか

翔陽の藤真が最初から出ていたら湘北に勝てたか

翔陽は62-60で湘北に負けるわけですが、これに藤真が最初からなぜ出なかったのかや、最初から出ていれば湘北に勝てたのではないかという話しがあります。

陵南の田岡監督もこのように言っています。

スラムダンクの田岡のセリフ

スラムダンクのアニメの視聴方法

「藤真が初めからプレーヤに専念することができていたら、もしちゃんとした監督が翔陽にいたら、同じ結果にはならなかったかもしれんな。」

しかし、後者には賛同できますが、前者には賛同できません。

なぜなら、藤真が試合に出た段階は、まだ湘北が1点リードしているに過ぎず、ほぼイーブンの状態でした。

また、試合の残り時間も14分と、反対に体力が残っていて有利に思います。
ずっと身体を動かしていなかったというマイナスはありますが、4・5分動けば動くようになります。

これが例えば、湘北が10点リードしていたり、残り10分を切っていれば藤真が出ても不利な状況と思いますので、最初から出ていればという話しもわかります。

しかし、状況としてほぼイーブンの状態で出ていますので、これで負けたら負けです。

監督不在は大きい

監督不在が大きいというのは誰でも思うことですが、なぜ翔陽に監督がいないのかは妄想でしかできません。

この監督がいない不利さが一番表れているところは、後半残り2分のところで流川がレイアップシュートを決め、湘北が2点リードしたところです。

ここで藤真は焦ったような表情をし、他の選手も同じよう表情をしていました。

そして牧も「藤真の支配力が及ばなくなってきている。」と言っていました。

こういうことはどのレベルの選手でもあり得ます。
特に高校生であればあります。

しかし、ここで監督がいればタイムアウトを取ったり、何か策を打てたと思います。
そうしたら、何か違う展開になったかもしれません。

実際に翔陽はここから2分間で1点も取れませんでした。
(湘北も取れてませんが三井と桜木が交代した状況なんで・・・)

高校生でしかも選手をしながら、何か策を打つというのは大変なように思います。

翔陽の敗因

翔陽の敗因は他にもあります。

絶対的なエースがいなかったことです。

藤真や花形がいると言うかもしれませんが、確かにこの2人は翔陽の軸です。
しかし、エースとまでは言えないと思います。

エースとは、勝負所で点数を取れる選手のことと思います。

山王であれば沢北、海南であれば牧、陵南であれば仙道。
湘北は流川や三井にはエースとしての素質を持っていると思いますが、流川はまだ1年生であることと、三井はブランク明けのため、真のエースとは言えないと思います。

では、藤真や花形にそれだけの決定力があるかというとないと思います。

実際に湘北戦では残りの2分間で1点も取れませんでした。
藤真も花形もシュートを打ちましたが入りませんでした。

先ほど上げたエースと言える選手なら、1本2本はシュートを決めていたと思います。

翔陽が海南に勝てない理由は、監督不在と絶対的なエースがいないというのが理由のように思います。

スラムダンクを無料で見る方法

コメントを残す